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ネコと向き合って生きていこう。

本当に好きなことを、一生の仕事にしたい。

私がこの会社を立ち上げた理由です。じゃあ、好きなことってなんだろう。改めて自分に問いかけ、自分の中で好きなもの選手権をやってみたところ、一位になったのがネコでした。
私にとってネコはペットではなく、お互いを尊重し、人生を共にする大切なパートナー。かけがえのない存在だからこそ、ネコに関わることなら一生向き合っていけるはず。そう思った私はきっぱりと会社員を辞め、ネコ用グッズを販売する会社を立ち上げました。

最初は店舗を構えて、ネコと犬用の商品販売からスタートしました。でも、店のドアを開けるお客様はほとんどいなくて、ひたすらじっと待ち続ける日々。夜にスーパーマーケットのレジ打ちのアルバイトをして日銭を稼ぐことで、なんとか店を続けていたのですが、状況はほとんど変わりません…。このままではダメだと店舗を閉め、新たに始めたのがインターネットでの輸入販売。これがひとつの転機になり、少しずつ求めていた道が拓けていきました。

ネコ事業のきっかけとなった 初代ネコ社員 なるとさん
ネコ事業のきっかけとなった 初代ネコ社員 なるとさん

ないものは、自分でつくるしかない。

こんなにモノが溢れているのに、どうしてネコにとって本当にいいと思えるモノがないんだろう。私はずっと、不満でした。ネコグッズは犬用に比べて種類も品数も少なく、小型犬のものを代用するのが当たり前。仮にあったとしても、ファンシーなデザインだったり、使いにくいものだったり。ネット販売でお客様とやり取りするうちに、同じように困っているネコや飼い主がたくさんいることに気づきました。「こんなものがほしい」と様々な要望も寄せられるようになっていました。でも、どこを探しても、そんな商品は見当たりません。

「世の中にないなら、自分でつくろう!」
専門的な勉強はしたことがありませんから、商品開発は全くの素人。でも、ネコと飼い主が何に困っているのかは、私自身の経験からよくわかっていました。作る手段は知らなくても、商品の明確なイメージだけは頭の中にあったんです。

商品開発を一緒に行っている、ぽんちゃん
商品開発を一緒に行っている、ぽんちゃん

いちばん大事にしているのは、「ネコ目線」。

初めての商品開発は、苦労の連続でした。
電話帳で工房を調べて尋ねていったのですが、最初はほとんど門前払い。くじけず何度も足を運ぶうちに、だんだん話を聞いてもらえるようになって。少しずつ信頼関係を積み重ね、ものづくりを学びながら、商品を形にしていきました。
こうして開発したオリジナル商品は、30種類以上。私が商品企画とデザインを担当しているのですが、商品開発の時はうちの「ネコ社員」に意見を聞きます。「ぽんちゃん」と「ちゃっくん」です。使い心地はどう?ストレスに感じるところはない?試作品を使ってもらいながら不具合を検証して、改良を加えていくんです。例えば、爪とぎにしても、ネコによって好みの硬さがありますから、目の粗さは4種類。他にも身体に負担をかけない高さや大きさを調整したり、安心・安全な材料に配慮したり。ネコの使い心地がすべてだと思っていますので、ネコが納得してくれるまで一切妥協はしません。

商品イメージを職人に伝えるために段ボールを切り貼りし自作
商品イメージを職人に伝えるために段ボールを切り貼りし自作

一点ものの家具のように、一生使えるものを。

ネコにとっての使いやすさは、デザインにもつながります。私は、使い勝手を邪魔するような余計な装飾は加えません。機能そのものを、シンプルに形にする。できるだけ長く使える、上質な素材を使う。だから地元の素材を厳選して、信頼できる地元の職人さんに一点一点手づくりで仕上げてもらっています。素材も職人さんの技術も、良いものにはそれだけのコストがかかります。でも、理にかなった機能やデザインは、飼い主にも価格以上の満足感をもたらします。
いうなれば、うちの商品は消耗品というより、一点ものの家具に近いかもしれません。「爪を研いでいてもズレないし、ネコも広々使えて快適そう。研ぎカスも散らばらず、インテリアとしても気に入っています」「安価な爪とぎはすぐボロボロになりますが、こちらの商品はとても長持ち。しっかりした作りなので一生涯使えると思います」と、お客様にも喜んでいただいています。

ちゃっくんもお気に入り
ちゃっくんもお気に入り

使う人が満足するまで、答えを探し続けたい。

うちには、お客様から様々な相談が寄せられますが、本当の悩みが必ずしも表に出てくるとは限りません。そこで、毎週水曜日に開いているのが「ネコ会議」。お客様との会話やメール、感想などをみんなで共有して、言葉の裏に隠れているニーズを見つけ出すようにしています。お客様の感じる不便を当たり前と思ってしまったら、そこでおしまい。常に現状を疑い、その都度、最適な形を求めていくことを大切にしています。実際、30回以上もバージョンアップを繰り返しているものもあり、どの商品にもまだまだ改良できる伸びしろがあると考えています。
こうしたものづくりが評価されて、2012年度は爪とぎボードで、2015年度はネコ専用の食器で、2017年度はネコ専用のキャリーバッグで、グッドデザイン賞をいただきました。

私たちのものづくりの原点は、「使う人目線」。
ネコにしろ、人にしろ、使う側の立場になって真剣に考え、困っていることや不便に思っていることを解決していく。それを一つひとつ丁寧に積み重ねながら、世の中の困りごとに向き合っていきたいと思っています。

2015年にグッドデザイン賞を受賞した食器を手がける磁器職人 大沢和義 と太野由佳子
2015年にグッドデザイン賞を受賞した食器を手がける磁器職人 大沢和義 と太野由佳子

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